JEFF BECK:THERE AND BACK

JEFF BECK:THERE AND BACKJEFF BECK:THERE AND BACK

A1.STAR CYCLE
A2.TOO MUCH LOSE
A3.YOU NEVER KNOW
A4.THE PUMP
B1.EL BECKO
B2.THE GOLDEN RORD
B3.SPACE BOOGIE
B4.THE FINAL PEACE

JEFF BECKです。
1980年のアルバム。

Jan Hammerらしいフレーズの繰り返しが中毒になる
「STAR CYCLE」
少しゆっくりなテンポにゆったりFusionっぽいGuitarが心地よい
「TOO MUCH LOSE」
Synth Bassから始まるイントロがすごくかっこいい
「YOU NEVER KNOW」
全体的にソリッドなリズムとメロウなGuitarが遅めのテンポで淡々と積み重なっていく
「THE PUMP」
冒頭の印象的なTony Hymasのピアノに続いていかにもJeff BeckらしいGuitarリフが続く
「EL BECKO」
雄大なメロディーがゆったりとしたテンポで拡がっていく
「THE GOLDEN RORD」
Simon Phillipsのドラムがド迫力で前面に押し寄せてくる
「SPACE BOOGIE」
最後はJeff Beckのじわっーとしみ込んで来るようなしっとりGuitarで締めくくる
「THE FINAL PEACE」

BLOW BY BLOW,WIREDに続いて
Jeff Beckのギターを満喫できる良いアルバムです。

Package Design & Photography by John Berg

WEATHER REPORT:HEAVY WEATHER

WEATHER REPORT:HEAVY WEATHERWEATHER REPORT:HEAVY WEATHER

A1.Birdland
A2.A REMARK YOU MADE
A3.TEEN TOWN
A4.HARLEQUIN
B1.RUMBA MAMA
B2.PALLADIUM
B3.THE JUGGLER
B4.HAVONA

WEATHER REPORT 1977年、8枚目のそして
Jaco Pastoriusが参加してからの2枚目のアルバム。

まずは今や名曲中の名曲ともなった
「Birdland」
そして少しメロウでスロウな
「A REMARK YOU MADE」
そこから疾走感とピリピリした雰囲気の
「TEEN TOWN」
都会的なスペイシーさがゆっくりと拡がっていく
「HARLEQUIN」
アフリカンなパーカッションが気持ちよい
「RUMBA MAMA」
クリアな感じでガーッと盛り上がっていく
「PALLADIUM」
スペイシーなJoe Zawinulっぽいフレーズが積み重なっていく
「THE JUGGLER」
中盤のピアノからSaxへの流れがとても美しい
「HAVONA」

名盤と呼ばれるのが納得の気持ち良いアルバムです。
特にTEEN TOWN,PALLADIUMがお気に入り。

Illustration:Lou Beach
Photography:Keith Williams
Design:Nancy Donald

THE ALLMAN BROTHERS BAND:BROTHERS OF THE ROAD

THE ALLMAN BROTHERS BAND:BROTHERS OF THE ROADTHE ALLMAN BROTHERS BAND:BROTHERS OF THE ROAD

A1.BROTHERS OF THE ROAD
A2.LEAVN’
A3.STRAIGHT FROM THE HEART
A4.THE HEAT IS ON
A5.MAYBE WE CAN GO BACK TO YESTERDAY
B1.THE JUDGMENT
B2.TWO RIGHT
B3.NEVER KNEW HOW MUCH(I NEDD YOU)
B4.THINGS YOU USED TO DO
B5.I BEG OF YOU

THE ALLMAN BROTHERS BANDです。
1981年のアルバム。

すごい勢いと疾走感を感じる
「BROTHERS OF THE ROAD」
繰り返されるClavinetのリフがたまらない
「LEAVN’」
少しハスキーなボーカルとポップ目の曲調がタイトル通りまっすぐに出ている
「STRAIGHT FROM THE HEART」
サビ部分のコーラスが頭に残ってぐるぐる回る
「THE HEAT IS ON」
曲調もメロディもどことなく切なさ満載の
「MAYBE WE CAN GO BACK TO YESTERDAT」
ガンガンのRockで疾走感がとにかく気持ち良い
「THE JUDGMENT」
ちょっとメロディアスで少し切なめな
「TWO RIGHT」
優しいメロディと柔らかいボーカルがすごく気持ち良い
「NEVER KNEW HOW MUCH(I NEDD YOU)」
分厚いボーカルとGuitarとピアノの重なりがかっこいい
「THINGS YOU USED TO DO」
明るくて爽やかでRockテイストが溢れ出ている
「I BEG OF YOU」

どの曲もすごく気持ちよいアルバムです、
個人的には
「NEVER KNEW HOW MUCH(I NEDD YOU)」
が一番好きかも。

Logo: Ray Barber
Stylist: Gloria Phillips
Photography: Larry Naar
Design: Howard Fritzson
Art Direction: Donn Davenport

THE ALLMAN BROTHERS BAND:BROTHERS AND SISTERS

THE ALLMAN BROTHERS BAND:BROTHERS AND SISTERSTHE ALLMAN BROTHERS BAND:BROTHERS AND SISTERS

A1.WASTED WORDS
A2.RAMBLIN’ MAN
A3.COME AND GO BLUES
A4.JELLY JELLY
B1.SOUTHBOUND
B2.JESSICA
B3.PONY BOY

THE ALLMAN BROTHERS BANDです。
1973年のアルバム。

少しけだるめな声のトーンと明るめの曲調が心地よい
「WASTED WORDS」
これこのアルバムの中で2番目に好きかもなちょっとカントリーっぽさを感じる
「RAMBLIN’ MAN」
中盤のChuck Leavellのピアノが最高にかっこいい
「COME AND GO BLUES」
ゆっくり目のtempoでドのつくBlues、オルガンのメロディとピアノソロがじわっと沁みる
「JELLY JELLY」
とにかくギターリフの疾走感がメチャクチャかっこいい!
「SOUTHBOUND」
なんといってもこのアルバム一番の聴きどころ!
一度聴いたらそのメロディーが数日は頭の中で流れてるくらい印象的な
「JESSICA」
最後はカントリー風でポップでかわいらしい
「PONY BOY」

名盤と呼ぶにふさわしいアルバム、その中でもやはりJESSICAが素晴らしいですね。
ジャケットの写真は表がButch Trucksの息子さん、裏はBerry Oakleyの娘さんです。

Graphic content:Judi Reeve
Photography:Dan Hudson, Jr
Photography:Bo Meriwether
Layout, Design:Barry Feinstein,

GREGG ALLMAN:LAID BACK

GREGG ALLMAN:LAID BACKGREGG ALLMAN:LAID BACK

A1.MIDNIGHT RIDER
A2.QUEEN OF HERTS
A3.PLEASE CALL HOME
A4.DON’T MESS UP A GOOD THING
B1.THESE DAYS
B2.MULTI-COLORED LADY
B3.ALL MY FRIENDS
B4 WILL THE CIRCLE BE UNBROKEN

GREGG ALLMANのファーストソロアルバム。
1973年のアルバムです。

しっとりとしたメロディにGregg Allmanのボーカルが重なり
どの曲も聴き応えたっぷり。

お気に入りは
どこか切ない、けど柔らかいメロディの、
QUEEN OF HERTS

ギターのカッティングとボーカルがぐわっと拡がって包んでくれる
THESE DAYS

そしてDuane Allmanの葬儀でも演奏されたという
WILL THE CIRCLE BE UNBROKEN

タイトルどおり落ち着いた気分にさせてくれる
良いアルバムです。

HERBIE HANCOCK:FEETS DON’T FAIL ME NOW

HERBIE HANCOCK:FEETS DON'T FAIL ME NOWHERBIE HANCOCK:FEETS DON'T FAIL ME NOW

A1.YOU BET YOUR LOVE
A2.TRUST ME
A3.READY ORNOT
B1.TELL EVERYBODY
B2.HONEY FROM THE JAR
B3.KNEE DEEP

Herbie Hancockです。
1979年のアルバムです。

Discoっぽい展開、ボコーダーバリバリのボーカルとエレピのソロが気持ちよい
「YOU BET YOUR LOVE」
しっとりメロディに緩めにかかったボコーダーのボーカルがちょっと艶かしい
「TRUST ME」
ファンクなシンセベースと小気味良いリフとコーラスという鉄板な
「READY ORNOT」
オサレなFUNKで、パーカッションとかのちょっとラテンの雰囲気がさらにかっこいい
「TELL EVERYBODY」
ゆっくり目なテンポでSynthがなんともカワイイ
「HONEY FROM THE JAR」
ちょっと都会的な雰囲気でFusionにFunkの香りを少しつけたような感じの
「KNEE DEEP」

Disco、Funk好きにはたまらないアルバムです。

HERBIE MANN:MEMPHIS TWO-STEP

HERBIE MANN:MEMPHIS TWO-STEPHERBIE MANN:MEMPHIS TWO-STEP

A1.SOUL MAN
A2.THE NIGHT THEY DRIVE OLD DIXIE DOWN
A3.MEMPHIS TWO-STEP
A4.DOWN ON THE CORNER
B1.GUINNEVERE
B2.ACAPULCO RAIN
B3.KAKBUKI ROCK

Herbie Mannです。
1971年のアルバム。

Isaac Hayes と David Porterの名曲をちょっとやわらかくかわいい雰囲気でカバーした
「SOUL MAN」
スロウなテンポでやさしくしっとりと流れるメロディーが気持ちいい
「THE NIGHT THEY DRIVE OLD DIXIE DOWN」
スカッとかっこいいドラムとバイブのソロがとにかくかっこいい!
「MEMPHIS TWO-STEP」
John FogertyのDOWN ON THE CORNERをかわいくPOPにカバーした
「DOWN ON THE CORNER」
繰り返されるリフと重なる静かなメロディーで聴き入ってしまう
「GUINNEVERE」
雨のSEとちょっとスロウでラテン気味なメロディーが心地よい
「ACAPULCO RAIN」
最後はRockの要素とオリエンタルな雰囲気を混ぜ合わせた
「KAKBUKI ROCK」

FUNKな感じと柔らかめの曲が混ざった聴いてとても心地よいアルバムです。
サイケなジャケットもすごく良い!

Photography Katsuji Abe
Album design Haig Adishian

HERBIE HANCOCK:SOUND SYSTEM

HERBIE HANCOCK:SOUND SYSTEMHERBIE HANCOCK:SOUND SYSTEM

A1.HARDROCK
A2.METAL BEAST
A3.KARABARI
B1.JUNKU
B2.PEOPLE ARE CHANGING
B3.SOUND-SYSTEM

HERBIE HANCOCKです。
1984年のアルバム。

エレドラでドンドンいわしてるしスクラッチは入るわ、DX7がビュォーっとくるわでかなりエレクトロな
「HARDROCK」
ちょっとだけオリエンタルな雰囲気を漂わせつつもちょっとインダストリアルな感じな
「METAL BEAST」
アフリカンなコーラスとそれにかさなるHerbie HancockのメロウなPianoにWayne ShorterのSaxがすごく気持ちよい
「KARABARI」
ビヨビヨのSynthBaseが良い感じのやたら明るいエレクトロFUNK
「JUNKU」
まさに80’sSOULで1973年のTimmy Thomasの名曲をカバーした
「PEOPLE ARE CHANGING」
ポップ目な味付けがされたデジタルファンク
「SOUND-SYSTEM」

好き嫌いが分かれるかもですが
どことなくワールドミュージック風な香りと
これぞエレクトロって感じが混ざり合った良いアルバムです。

Computer Generated Image:Detail From “The Five Of Us” by David Em
Back Cover Photo: Norman Seeff

HERBIE MANN:PUSH PUSH

HERBIE MANNPUSH PUSH_BHERBIE MANN:PUSH PUSH

A1.PUSH PUSH
A2.WHAT’S GOING ON
A3.SPIRIT IN THE DARK
B1.MAN’S HOPE
B2.IF
B3.NEVER CAN SAY GOODBYE
B3.WHAT’S I SAY

Herbie Mannです。
1971年のアルバム。

Duane Allmanとの掛け合いがとんでもなくかっこいい
「PUSH PUSH」
Marvin Gayeの名曲、スロウでメロウでフルートの柔らかい音色が気持ちいい
「WHAT’S GOING ON」
David SpinozzaとDuane Allmanのギターにかぶさるフルートのメロディが見事にソウルな
「SPIRIT IN THE DARK」
中盤からのRichard Teeの繰り返すピアノのリフにDuane Allmanのソロ、Herbie Mannがかぶさってきて、
どんどん重なっていく流れがやたらかっちょいい
「MAN’S HOPE」
どことなく切ないメロウでスロウな曲、
「IF」「NEVER CAN SAY GOODBYE」
と2曲続き
最後はRay Charlesの
「WHAT’S I SAY」
で楽しく締めくくります。
全体的にかなりSOULなのにそこにフルートが重なるといきなり世界が変わるのがやはりすごい!

聴き所はいっぱいありますがDuane Allmanがかっこいいです!
少しSoul、Funkよりの味付けで名盤と呼ぶにふさわしいアルバムだと思います。

Photography:Joel Brodsky
Album Design:Paula Bisacca

AL DI MEOLA:TOUR OF FORCE-LIVE

AL DI MEOLA:TOUR OF FORCE-LIVEAL DI MEOLA:TOUR OF FORCE-LIVE

A1.ELEGANT GYPSY SUITE
A2.NENA
A3.ADVANTEGE
B1.EGYPTIAN DANCE
B2.RACE WITH DEVILON SPANISH HIGHWAY
B3.CRUISIN’

AL DI MEOLAです。
1982年のライブアルバム。

のっけから盛り上がり、Jan Hammerのソロがかっこいい
「ELEGANT GYPSY SUITE」
メロウなフレーズが繰り返される柔らかい一曲
「NENA」
すごくJan Hammerっぽい感じがする
「ADVANTEGE」
スパニッシュなギターにRockな味付けをたっぷり加えた
「EGYPTIAN DANCE」
速い展開に超絶テクニックが繰り広げられる
「RACE WITH DEVILON SPANISH HIGHWAY」
かなりRockでまさに疾走!って感じの
「CRUISIN’」

超絶なテクニックはもちろんですが
ライブの雰囲気、豪華メンバー勢ぞろい!の聞き応えたっぷりなアルバムです。

Produced by Al Di Meola
Cover Design: Allen Weinberg
Cover Photo: Darryl Pitt