MILES DAVIS:STAR PEOPLE

MILES DAVIS:STAR PEOPLEMILES DAVIS:STAR PEOPLE

A1.COME GET IT
A2.IT GETS BETTER
A3.SPEAK
B1.STAR PEOPLE
B2.U’N’I
B3.STAR ON CICELY

MILES DAVISです。
1983年のアルバム。

SolidなDrumとBassでJazz Funkっ!ってニオイがムンムンの
「COME GET IT」
ゆったりとしたスロウな展開と都会的な雰囲気に淡々と絡んでくるDrumが気持ち良い
「IT GETS BETTER」
吠えるJazz FunkなJohn SchofieldのSOLOがかっこよい
「SPEAK」
メロウなスロウ・ブルース、Miles Davisの甘いメロディが心地よい
「STAR PEOPLE」
散歩してるみたいなBassと軽快なメロディが楽しい
「U’N’I」
少しアップ目なリズム、いかにもMiles Davesっぽい展開がかっこいい
「STAR ON CICELY」

復帰後3作目、かなりの名曲揃いです。
John SchofieldのSOLOは必聴ではないでしょうか。

Produced:Teo Macero
All Drawing, Color Concepts and Basic Attitudes by Miles Davis
Cover Design by Janet Perr
Art Direction: John Berg

WEATHER REPORT:MR.GONE

WEATHER REPORT:MR.GONEWEATHER REPORT:MR.GONE

A1.PURSUIT OF WOMAN WITH THE FEATHERED HAT
A2.RIVER PEOPLE
A3.YOUNG AND FINE
A4.THE ELDERS
B1.MR.GONE
B2.PUNK JAZZ
B3.PINOCCHIO
B4.AND THEN

WEATHER REPORTです。
1978年のアルバム。

SYNTY系の音色が色彩豊かに重なっていくいかにもJoe Zawinulな
「PURSUIT OF WOMAN WITH THE FEATHERED HAT」
タイト目なDrumとPopなSynthBassでスペーシーな拡がりが感じられる
「RIVER PEOPLE」
Wayne Shorterががっつりと魅せてくれる
「YOUNG AND FINE」
A面最後はしっとりとした展開でついつい聞きこんでしまう
「THE ELDERS」
淡々と進むBaseに覆いかぶさってくる実験的で挑戦的な
「MR.GONE」
ガツンとJaco PastoriusのBassでそこからの展開がすごく楽しい
「PUNK JAZZ」
フェードインから入ってきてそこから楽しく遊んでいるような
「PINOCCHIO」
まるでモノローグのようにやさしい印象の
「AND THEN」

聞きごたえ十分な楽曲が盛りだくさんの良いアルバムです。

PRODUCED BY Joe Zawinul
CO-PRODUCED BY Jaco Pastorius

HERBIE HANCOCK:FEETS DON’T FAIL ME NOW

HERBIE HANCOCK:FEETS DON'T FAIL ME NOWHERBIE HANCOCK:FEETS DON'T FAIL ME NOW

A1.YOU BET YOUR LOVE
A2.TRUST ME
A3.READY ORNOT
B1.TELL EVERYBODY
B2.HONEY FROM THE JAR
B3.KNEE DEEP

Herbie Hancockです。
1979年のアルバムです。

Discoっぽい展開、ボコーダーバリバリのボーカルとエレピのソロが気持ちよい
「YOU BET YOUR LOVE」
しっとりメロディに緩めにかかったボコーダーのボーカルがちょっと艶かしい
「TRUST ME」
ファンクなシンセベースと小気味良いリフとコーラスという鉄板な
「READY ORNOT」
オサレなFUNKで、パーカッションとかのちょっとラテンの雰囲気がさらにかっこいい
「TELL EVERYBODY」
ゆっくり目なテンポでSynthがなんともカワイイ
「HONEY FROM THE JAR」
ちょっと都会的な雰囲気でFusionにFunkの香りを少しつけたような感じの
「KNEE DEEP」

Disco、Funk好きにはたまらないアルバムです。

HERBIE MANN:MEMPHIS TWO-STEP

HERBIE MANN:MEMPHIS TWO-STEPHERBIE MANN:MEMPHIS TWO-STEP

A1.SOUL MAN
A2.THE NIGHT THEY DRIVE OLD DIXIE DOWN
A3.MEMPHIS TWO-STEP
A4.DOWN ON THE CORNER
B1.GUINNEVERE
B2.ACAPULCO RAIN
B3.KAKBUKI ROCK

Herbie Mannです。
1971年のアルバム。

Isaac Hayes と David Porterの名曲をちょっとやわらかくかわいい雰囲気でカバーした
「SOUL MAN」
スロウなテンポでやさしくしっとりと流れるメロディーが気持ちいい
「THE NIGHT THEY DRIVE OLD DIXIE DOWN」
スカッとかっこいいドラムとバイブのソロがとにかくかっこいい!
「MEMPHIS TWO-STEP」
John FogertyのDOWN ON THE CORNERをかわいくPOPにカバーした
「DOWN ON THE CORNER」
繰り返されるリフと重なる静かなメロディーで聴き入ってしまう
「GUINNEVERE」
雨のSEとちょっとスロウでラテン気味なメロディーが心地よい
「ACAPULCO RAIN」
最後はRockの要素とオリエンタルな雰囲気を混ぜ合わせた
「KAKBUKI ROCK」

FUNKな感じと柔らかめの曲が混ざった聴いてとても心地よいアルバムです。
サイケなジャケットもすごく良い!

Photography Katsuji Abe
Album design Haig Adishian

HERBIE HANCOCK:SOUND SYSTEM

HERBIE HANCOCK:SOUND SYSTEMHERBIE HANCOCK:SOUND SYSTEM

A1.HARDROCK
A2.METAL BEAST
A3.KARABARI
B1.JUNKU
B2.PEOPLE ARE CHANGING
B3.SOUND-SYSTEM

HERBIE HANCOCKです。
1984年のアルバム。

エレドラでドンドンいわしてるしスクラッチは入るわ、DX7がビュォーっとくるわでかなりエレクトロな
「HARDROCK」
ちょっとだけオリエンタルな雰囲気を漂わせつつもちょっとインダストリアルな感じな
「METAL BEAST」
アフリカンなコーラスとそれにかさなるHerbie HancockのメロウなPianoにWayne ShorterのSaxがすごく気持ちよい
「KARABARI」
ビヨビヨのSynthBaseが良い感じのやたら明るいエレクトロFUNK
「JUNKU」
まさに80’sSOULで1973年のTimmy Thomasの名曲をカバーした
「PEOPLE ARE CHANGING」
ポップ目な味付けがされたデジタルファンク
「SOUND-SYSTEM」

好き嫌いが分かれるかもですが
どことなくワールドミュージック風な香りと
これぞエレクトロって感じが混ざり合った良いアルバムです。

Computer Generated Image:Detail From “The Five Of Us” by David Em
Back Cover Photo: Norman Seeff

HERBIE MANN:PUSH PUSH

HERBIE MANNPUSH PUSH_BHERBIE MANN:PUSH PUSH

A1.PUSH PUSH
A2.WHAT’S GOING ON
A3.SPIRIT IN THE DARK
B1.MAN’S HOPE
B2.IF
B3.NEVER CAN SAY GOODBYE
B3.WHAT’S I SAY

Herbie Mannです。
1971年のアルバム。

Duane Allmanとの掛け合いがとんでもなくかっこいい
「PUSH PUSH」
Marvin Gayeの名曲、スロウでメロウでフルートの柔らかい音色が気持ちいい
「WHAT’S GOING ON」
David SpinozzaとDuane Allmanのギターにかぶさるフルートのメロディが見事にソウルな
「SPIRIT IN THE DARK」
中盤からのRichard Teeの繰り返すピアノのリフにDuane Allmanのソロ、Herbie Mannがかぶさってきて、
どんどん重なっていく流れがやたらかっちょいい
「MAN’S HOPE」
どことなく切ないメロウでスロウな曲、
「IF」「NEVER CAN SAY GOODBYE」
と2曲続き
最後はRay Charlesの
「WHAT’S I SAY」
で楽しく締めくくります。
全体的にかなりSOULなのにそこにフルートが重なるといきなり世界が変わるのがやはりすごい!

聴き所はいっぱいありますがDuane Allmanがかっこいいです!
少しSoul、Funkよりの味付けで名盤と呼ぶにふさわしいアルバムだと思います。

Photography:Joel Brodsky
Album Design:Paula Bisacca

AL DI MEOLA:TOUR OF FORCE-LIVE

AL DI MEOLA:TOUR OF FORCE-LIVEAL DI MEOLA:TOUR OF FORCE-LIVE

A1.ELEGANT GYPSY SUITE
A2.NENA
A3.ADVANTEGE
B1.EGYPTIAN DANCE
B2.RACE WITH DEVILON SPANISH HIGHWAY
B3.CRUISIN’

AL DI MEOLAです。
1982年のライブアルバム。

のっけから盛り上がり、Jan Hammerのソロがかっこいい
「ELEGANT GYPSY SUITE」
メロウなフレーズが繰り返される柔らかい一曲
「NENA」
すごくJan Hammerっぽい感じがする
「ADVANTEGE」
スパニッシュなギターにRockな味付けをたっぷり加えた
「EGYPTIAN DANCE」
速い展開に超絶テクニックが繰り広げられる
「RACE WITH DEVILON SPANISH HIGHWAY」
かなりRockでまさに疾走!って感じの
「CRUISIN’」

超絶なテクニックはもちろんですが
ライブの雰囲気、豪華メンバー勢ぞろい!の聞き応えたっぷりなアルバムです。

Produced by Al Di Meola
Cover Design: Allen Weinberg
Cover Photo: Darryl Pitt

HUBERT LAWS:THE RITE OF SPRING

HUBERT LAWS:THE RITE OF SPRINGHUBERT LAWS:THE RITE OF SPRING

A1.PAVANE
A2.HE RITE OF SPRING
B1.SYRINX
B2.BRANDENNURG CONCERT NO.3 1ST MOVEMENT
B3.BRANDENNURG CONCERT NO.3 2ND MOVEMENT

HUBERT LAWSです。
1971年のアルバム。

GuitarとFluteの柔らかな交わりが優しい
「PAVANE」
ストラヴィンスキーの「春の祭典」のアレンジは中盤からの盛り上がりが都会的でかっこいい
「HE RITE OF SPRING」
ドビュッシーの「パンの笛」はいかにも妖精の奏でる幻想的なメロディーが耳に残る
「SYRINX」
最後はとてもポップでかわいいバッハの「ブランデンブルグ協奏曲」
「BRANDENNURG CONCERT NO.3 1ST MOVEMENT」
「BRANDENNURG CONCERT NO.3 2ND MOVEMENT

クラシックのJazzアレンジがしっとりと美しい名盤です。

HERBIE MANN:MEMPHIS UNDERGROUND

HERBIE MANN:MEMPHIS UNDERGROUNDHERBIE MANN:MEMPHIS UNDERGROUND

A1.MEMPHIS UNDERGROUND
A2.NEW ORLEANS
A3.HOLD ON, I7M COMMIN
B1.CHAIN OF FOOLS
B2.BATTLE HYMN OF THE REPUBLIC

HERBIE MANNです。
1969年のアルバム。

JazzにRockな感じのギターとRoy Ayersのヴァイヴがすごく気持ちよい
「MEMPHIS UNDERGROUND」
R&Bな展開と軽快なメロディでとにかく楽しい
「NEW ORLEANS」
Sam & Daveのカバー、FluteのメロディとGitarリフの組み合わせで盛り上がりまくる
「HOLD ON, I7M COMMIN」
少しゆったり目の落ち着いた雰囲気からSoulな展開でどんどん盛り上がっていく
「CHAIN OF FOOLS」
最後はスロウでメロディアスな一曲、Roy Ayersのコンガが優しい
「BATTLE HYMN OF THE REPUBLIC」

どの曲をとってもSoul、R&Bの混ざったJazzの雰囲気がかっこいい名盤です。

PAT METHENY GROUP:TRAVELS

PAT METHENY GROUP:TRAVELSPAT METHENY GROUP:TRAVELS

A1.ARE YOU GOING WITh ME?
A2.THE FIELDS, THE SKY
A3.GOOD BYE
B1.PHASE DANCE
B2.STRAIGHT ON RED
B3.FARMER’S TRUST
C1.EXTRADITION
C2.GOI’N AHEAD
C3.AS FALLS WICHITA, SO FALLS WICHITA FALLS
D1.TRAVELS
D2.SONG FOR BILBAO
D3.SAN LORENZO

PAT METHENY GROUPです。
1983年のライブアルバム。
2枚組。

ギターSynthのやわらかい音色がなんとも気持ちいい
「ARE YOU GOING WITh ME?」
まさにタイトルどおりの爽やかな田園風景が広がるメロディーが心地よい
「THE FIELDS, THE SKY」
Nana Vasconcelosのボーカルとクリーンで澄み渡るギターの音色がやさしくもなんとなく切ない
「GOOD BYE」
ライブ版ならではのソロの盛り上がりがすごく気持ちいい
「PHASE DANCE」
冒頭のパーカッションとドラムの盛り上がりに、滑らかなソロがかぶさっていく
「STRAIGHT ON RED」
とにかく美しいメロディに郷愁を感じる
「FARMER’S TRUST」
そして2枚目。
ギターSynthのメロディとピアノのやさしい絡み合いがどことなく物悲しい
「EXTRADITION」
ゆっくり目のテンポにやさしくも切ないメロディーの
「GOI’N AHEAD」
から郷愁をそそられる
「As Falls Wichita, so Falls Wichita Fall」
に流れていきます。
澄んだギターの音の柔らかなメロディーに心洗われる
「TRAVELS」
途中のLyle Maysのソロがかっこよすぎる
「SONG FOR BILBAO」
最後は美しいメロディーできらきらした情景が脳裏に浮かぶ
「SAN LORENZO」

どの曲からも美しく優しい息遣いが感じられる名盤です。